緑のまちづくり

[舞鶴公園季節のたより(ハス)]

2016年8月12日
舞鶴公園

今年の暑い夏も、お盆を迎えようとしています。
お盆過ぎて、少しは過ごしやすくなるとよいですね。

お濠のハスは暑さをものともせず、ぐんぐんと太陽に向かって伸び、花を咲かせています。
見上げるほどの高さのものも多く、頼もしさすら感じます。

花のあとには、「果托(かたく)」と呼ばれる種が入った部分が残ります
今の時期あたりからだんだんと、お濠全体で果托のほうが目立ってきます。

お花が咲き終わったあと、どのように種が出来ていくのでしょうか。

花びらが散ったばかりで、黄色いめしべが残っているこの状態、なんだかかわいらしいですね。

果托の中で、種がすくすくと大きくなってきている状態です。
種は緑色で、まだよくわかりませんね。

種が黒くなっているのが、おわかりになりますか?
この状態でもまだ熟してはいません。

果托全体が茶色に変化し、中の種もだいぶん成熟しています。

この果托を、ドライにして生け花等に利用されることもあるようです。
当協会のイベントでも、時々登場します。

暦の上では、もう秋。植物たちも着々と実りの秋の準備を進めています。


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