[舞鶴公園季節のたより(大木)]
2016年8月17日
舞鶴公園
お盆は明けましたが、暑い日が続いています。
しかし、公園内を巡回していると涼しい風がふっと吹き抜けるときがあります。大きな樹木のそばで感じることが多いようです。
舞鶴公園のなかには、幹周り5メートルを超すような大きな樹木が時折見られます。南側樹林地にあるこのクスノキ(クスノキ科)も、とても大きく枝をひろげています。樹林地を吹き抜ける心地よい風を感じられました。
天守台から降りてきたところでも、大きなクスノキが見られます。
ここも標高が高いせいか、よく風が吹いてくるように感じられました。
花菖蒲園の入り口にあるムクノキ(エノキ科)は、幹周り5メートルには及びませんが、丘の上で堂々と枝を広げています。
このムクノキの下に立つと、すっと風が吹き抜け、涼しく感じられました。
樹木の作ってくれる木陰は、建物の影よりも涼しく感じられます。
樹木が行なう蒸散作用によって、葉から水分が蒸発するときに周りから熱を奪うため、気温が実際に下がっているそうです。病院で注射をするときに、アルコール消毒をすると、消毒したところがヒンヤリしますよね。それと同じです。
残暑厳しい毎日ではありますが、木陰をたどれば少し快適に歩けそうですね。
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