緑のまちづくり

[舞鶴公園季節のたより(木の実)]

2016年9月9日
舞鶴公園

朝晩は肌寒さを感じるようになりましたが、昼間はまだ暑いですね。

今日は、近くの赤坂小学校の子どもたちが、舞鶴公園で夏の名残りを見つけにきてくれました。作家の勝瀬志保さんが、『志保博士』として登場され、秋を迎えた樹木の変化についてわかりやすくお話されました。

ウバメガシ(ブナ科)のまだ小さくて緑色のどんぐりをみて「小っちゃい~」「かわいい~」と歓声があがります。これでも、だいぶん大きくなったんですけどね。

イチョウ(イチョウ科)の実、ギンナンも確認しました。
茶わん蒸しに入っているギンナン、「好き!」「きらい~」と口々に。
「イチョウには男の木(雄木)と女の木(雌木)があるんだよ!」という志保博士のお話に、「じゃあこれは女だ!」と叫ぶ子もいました。

ナラガシワ(ブナ科)のどんぐりです。
ちょっと珍しいですね。
葉っぱはむかしご飯を載せるのに使っていたので「カシワ」という言葉を名前に含むのだという、志保博士の説明に、みんな「ふ~ん」「え、お皿?」などリアクション様々です。

来月の再会を約束して、子どもたちは学校に帰っていきました。

子どもたちと一緒にみつけた、小さな秋。いつもとはまた違った、新鮮な視点で見ることができました。


▲上へ

前のページに戻る
トップ

Copyright (c)Fukuoka City
Greenery Town Planning Association.