緑のまちづくり

[舞鶴公園季節のたより(ハスの葉など)]

2017年5月18日
舞鶴公園

直射日光は強めですが、歩いていると吹く風が気持ちよく、おさんぽ日和の舞鶴公園です。

お濠端では、ハス(ハス科)の新葉が楽しめます。
ハスの葉には「浮葉(うきば)」と「立葉(たちば)」の2種類があります。
4月ごろ最初に水面に「浮葉」があらわれ、次に段々と水面から立ち上がって風にゆれる「立葉」が増え、夏ごろには見上げるような大きな「立葉」の森のようになります。
「浮葉」と初めの数枚の「立葉」は、地中に埋まっている根(レンコン)の栄養で成長します。そのあとの「立葉」は、光合成をした栄養で成長します。
わかりやすく言うと、初めは貯金した栄養で、次に自立して稼いだ栄養で葉を成長させている、ということですね。

この時期になると段々「立葉」も目立つようになってきました。
太陽をいっぱいに浴びて、そろそろ自立するころでしょうか。

東側の入り口では、クロガネモチ(モチノキ科)の花が見られました。
小さな目立たない花ですが、よくみるととてもきれいな形をしています。めしべが目立つので、雌花でしょうか。
クロガネモチといえば、赤い実がよく知られていますが、この小さな花もとても印象的です。

西広場では、ハナビシソウ(ケシ科)が咲き始めています。
今年初めての試みで植えてみましたが、蝶々のような形の花びらが可愛い花です。
別名カリフォルニアポピーとも呼ぶそうです。

シャクヤクなどの春の花はほぼ終わり、夏の気配が満ちてきました。


▲上へ

前のページに戻る
トップ

Copyright (c)Fukuoka City
Greenery Town Planning Association.