公園について

舞鶴公園について

園内には、陸上競技場などのスポーツ施設が整備され、園内随所にウメ、サクラ、ボタン、シャクヤク、ツツジ、ショウブ、ハス、スイレンなど、四季折々の花が咲きます。福岡城天守台からは 市内が一望できます。
 また、鴻臚館跡展示館では大和朝廷時代の迎賓館であった鴻臚館の遺物出土品を展示しています。
 隣接して大濠公園や福岡市美術館があり、歴史と文化とスポーツと憩いの公園として多くの方々に利用されております。

公園内にはたくさんの桜が植えられており、お花見の名所になっています。ソメイヨシノが主ですが、他にもしだれ桜、里桜などいろいろな桜が楽しめます。
特に、お濠や石垣をバックにした桜は、舞鶴公園ならではの風景です。
桜の満開の時期に合わせて『福岡城さくらまつり』も開催され、この期間のみ桜のライトアップも行われます。

紅葉

公園内には、大きな木がたくさんあります。イチョウやサクラ、トウカエデなど紅葉する木も多く、晩秋には紅葉が楽しめます。

歴史

さらに、舞鶴公園のシンボルと言えば「福岡城跡」。関ヶ原の合戦での論功行賞により、筑前52万石の大名になった黒田長政が慶長6年(1601)から7年がかりで築城した城です。慶長5年、黒田長政が筑前国主として入城した名島城は三方を海に囲まれ、後背地も狭く、これからの大国経営の拠点としては不向きでした。そこで新しい城と城下町の建設場所として選ばれたのが、博多の西隣、福崎(旧那珂郡警固村)でした。この地には、古代太宰府の鴻臚館がおかれ、対外交渉の中心地でしたが、当時は荒地に近い寒村であったため、大規模開発が可能でした。城の特徴は平城で、天守台、本丸、二の丸、三の丸と櫓47棟を構え、各地の城のなかでも特に雄大な規模でした。総面積24万坪(約80万㎡)、内堀の周囲約4700mに及ぶ石の城で、世に「石城」と称され、そのモデルは朝鮮の普州城であるといわれています。
 「福岡」という地名の由来は、黒田氏の出身が備前国邑久郡福岡であったことから、地名を福岡とあらため、福岡城としました。また、博多湾からの景観から「舞鶴城」とも呼ばれました。
 明治以降、陸軍の連隊の駐屯などにともなって、城郭建物のほとんどが失われ、城跡に現存するのは、潮見櫓、多門櫓、石垣、内濠などです。なお、昭和32年、国の史跡に指定されています。

スポーツ

平和台陸上競技場は、昭和23年第3回国民体育大会を機に整備された、歴史ある競技場です。毎年12月に行われる福岡国際マラソンでは、世界からトップクラスの選手が参加します。

芝生広場(三ノ丸広場)

大濠公園に近い三ノ丸広場は広い芝生広場になっています。休日にはたくさんの親子連れなどでにぎわい、毎月第3土曜日には、みどりのまちマルシェも行われいます。
福岡市の実証実験として『インクルーシブな遊具』が設置されているのは、こちらの広場になります。

牡丹芍薬園

赤、ピンク、黄色、白など、いろとりどりの牡丹と芍薬が植えられ、来園者の目を楽しませています開花期の4月から5月は、毛せんを敷いたベンチをご用意してゆっくりと鑑賞いただける『花まつり』も開催。
開花期の園内状況は、インスタグラムで随時更新しています。

 
利用期間 利用時間 施設使用料
1月4日~12月28日 09:00~17:00 無料
 

花菖蒲園

紫、白色の菖蒲が植えられています。バス通りからも見えますが、中に入るとまた違った雰囲気を味わうことができます。開花期は、5月から6月。毎年HPに開花状況を載せています。

梅園

白、ピンク、赤、たくさんの梅が植えられています。開花期には、梅園全体にほのかな梅の花の香りが漂います。また、毛氈を敷いたベンチのご用意もいたします。本丸跡にのぼって梅園を眼下に見渡すこともでき、梅の花をいつもとはまた違った視点から楽しむことができます。
2月中旬ころは、『福岡城梅まつり』を開催。イベント開催日や内容は、舞鶴公園イベント情報に掲載いたします。

芝生広場(鴻臚館広場)

鴻臚館展示館前の鴻臚館広場は大きさは東西75m×南北55mで、標準的なサッカーフィールドの半分強の広さです。
また、鴻臚館広場を東西に横切る土の園路は、鴻臚館北館が立っていた台地の崖を表現しています。
写真は鴻臚館広場と鴻臚館復元CGとの比較写真です。