舞鶴公園季節のたより(ニセアカシア・ニワウルシ)
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ニセアカシアの大木が、タネを付けています。
マメ科の樹木なので、サヤに入った豆のような種です。
サヤは、うっすらピンクがかっています。
(平成27年7月16日撮影 陸上競技場横)
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4月にはこんな花を咲かせていました。
(平成27年4月30日撮影 陸上競技場横)
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また、扇坂御門跡ではニワウルシのタネも見られます。
一見ニセアカシアと同じ豆果に見えますが、サヤのように見える部分は種と一体化していて外れません。
翼果(よくか)と言う種類のタネで、風に乗って遠くまで種を飛ばすための翼(よく)がついています。このタネは、秋に葉が落葉してもなかなか落ちず木にいつまでもついたままなのだとか。
より遠くに種を飛ばすための植物の知恵ですね。
ニワウルシは、ウルシの葉に似ているのでこの名がありますが、かぶれることはないそうです。