舞鶴公園花だより(サフランモドキなど)
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季節は梅雨へと移り変わっています。公園内では草も木も、いろいろな花を咲かせ、早くも夏の花もちらほら見られるようになりました。
東口園路(高等裁判所北側の園路)脇のうっそうとした斜面で、サフランモドキ(ヒガンバナ科)の花が咲いていました。
濃いピンク色の花びらと濃い黄色のおしべのコントラストが美しい花です。
名前の通り、スパイスで知られるサフラン(アヤメ科)の花に似ていることからこの名があるそうです。
(平成28年6月9日撮影 東口園路)
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ツユクサ(ツユクサ科)の花はきれいな青。
この青い花びらは友禅染の下絵を描く染料として使われるそうです。どんな色で描けるのでしょうか。。。
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鴻臚館広場の横では、夏の代表花、ムクゲ(アオイ科)も咲き始めています。
ぷっくりと丸いつぼみがたくさんついていて、それを観察するのも楽しいですね。
ムクゲは朝咲いて夕方しぼんでしまう一日花なので、午前中のほうがきれいです。
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東御門跡では、タイトゴメ(ベンケイソウ科)が黄色の花を咲かせて、石垣の石を縁取っています。
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多肉植物の仲間なので、葉にたくさんの水分を含みます。
そのまるまるとした葉の形もかわいらしいですね。