舞鶴公園花だより(キカラスウリ ハス)
お濠沿いの植込みで、キカラスウリ(ウリ科)の花が見られました。
カラスウリの花は、朝にはしぼみますが、キカラスウリの花はまだ咲いています。
レースのような不思議な花びらですね。
根は粉にして「天花粉(天瓜粉)」として使われたそうです。
ただし、朝には咲いていたキカラスウリの花も、お昼前にはしぼんでいました。
(平成28年6月27日撮影 大手門・平和台陸上競技場入口バス停そば)
お濠のハス(ハス科)の花は、朝早くに咲き、昼ごろには閉じてしまいます。
花の数もだいぶん増えてきて、鑑賞に訪れる方も増えてきました。
泥水から茎を伸ばして咲く淡いピンク色のハスの花は、まぶしいばかりです。「神聖」という花言葉をもつのにもうなずけます。
裁判所の横で、開花してまもない花を間近で見ることができました。
形がまん丸で、花びらが少しだけ開いています。
思わず花の中をのぞき込みたくなりますね。
少しだけ開いた花の中を見てみると・・・
のちに果托となる黄色い花托とそこに埋まるめしべが見えました。濃いピンクの花びらのふちとのコントラストが鮮やかですね。
遠目に見るハスの花もよいですが、こうして近くで観察するのも面白いですね。