舞鶴公園季節のたより(アオギリの実)
今年アオギリ(アオギリ科/アオイ科)を取り上げるのは3回目です。
7月の初めに花が咲いて1か月、今はこのようなに面白い種が出来ています。
葉のようなもの(心皮というそうです)の縁に丸い種がついていて、それが円形にぶらさがり、シャンデリアのように見えます。
(平成28年8月2日撮影)
花が咲いて、この種ができるまでどのような変化があったのでしょうか。
7月の初めにはこのような花が咲いていました。
小さなくるくるっとしたガクが特徴ですね。
(平成28年7月1日撮影)
花が終わると、指を閉じたような不思議な形が見られました。
(平成28年7月6日撮影)
さらに1週間後には、閉じた指が開いたようになっています。
この指のような部分ひとつひとつが割れて、今の状態になったのですね。
(平成28年7月13日撮影)
それぞれの過程の形の不思議さにも、その変化の速さにも驚かされます。