初夏から初秋まで水辺をいろどる蓮の花、早朝に花開くということはよく知られていますね。
舞鶴公園の濠に咲く蓮が、早朝に開花する様子を、今年も眠い目をこすりながら観察しました。
去年は張り切って、午前4時半に集合しましたが、今年は少し力を抜き、午前5時半現地集合にしました。
早起きした時の道すがら、いつも思いますが、世の中の人はこんなにも朝時間の活用をしているのね、と感心するほど、ジョギングや散歩、写真撮影の人が結構いらっしゃいました。
5時45分、前日に目をつけておいた開花1日目の花は、もうほころびていました(写真左)。開花2日目の花はこんな感じで、もう開き始めています(写真右)。
開き始めてはいますが、開花への過程はまだ途中。風や虫の力も借りながら、花びらが一枚一枚開いていく様子は、わかります。
運が良ければ、花びらがじわっと動く瞬間を見ることができます。(私は見逃しましたが、他のメンバーは何回も「あっ!今、動いた!」叫んでいました)
開花2日目の花、10分後にはこんな感じに。右側の花びらが開いているのが、わかりますか?
その10分後にはさらにこんなに。
植物の動きとしては、かなりスピード感あふれるものなのではないでしょうか。
動画を撮って早送り再生してみたいですね。
この日は午前7時まで観察して、解散しました。
解散直前、写真左が開花1日目の花、右が開花2日目の花です。朝日をあびて、神々しく咲いています。
蓮の花言葉に「神聖」という言葉が入っているのにも、うなずけます。
その後、午前10時ごろ見たときは、早くも少し閉じかけていました。
午前5時半から7時までの1時間半、朝の気持ちの良い空気のなかで蓮に向き合えた、清々しく、楽しい時間でした。
今回学んだこと。花びらがじわっと動く瞬間をみるコツは、あれこれ目移りせずに、一つの花をじっと見つめ続ける根気かもしれません。
カテゴリ