去る11月29日、福岡市役所で行われた花壇づくりに参加しました。
この花壇は、(一社)福岡市造園建設業協会(以下「市造協」)が設立30周年事業の一環として、
なんと(!)無償で制作したものなのです。
天神地区を訪れるたくさんの市民や観光客の皆さんに花や緑で楽しんでいただけるよう、
蝶が好きな花や食草を取り入れ、
人と生きものの両方が喜ぶ場に考えてデザインされたそうです。
南側花壇には蝶を呼ぶミカンの木が植えられています
西側はボリュームのある花壇
植え込みは、市造協会員のほか、事前に募集した市民ボランティアの方々で行われました。緑のコーディネーターさんや今年度の緑のコーディネーター養成講座の受講生も多く参加されました。
あいさつや作業の説明の後、いよいよ一年草 約1600株の植え込みです。
黄色いベストを着ているのが緑のコーディネーターです
植え込みは和気あいあいと進みました。緑のコーディネーターさんは
「『元気に育つのよ~』と声をかけながら植えたの」
「すごく楽しかったわ」
「こんなイベントにまた参加したい」
と楽しんで参加してくださいました。
ボランティアさんが植え込み作業をするかたわら、
市造協の会員さんは空いたポットの回収や歩道の清掃などをなさっていて、手際の良さに感動しました。
約1時間の植え込みのあとは、髙島市長から市造協への感謝状、市民ボランティアの方への記念品の贈呈式が行われました。
市造協への感謝状贈呈 市民ボランティアへの記念品贈呈
これまで低木の植え込みだった市役所回りがきれいな花壇に生まれ変わりました。
しかも、その花壇は市民、企業、行政が一つとなってつくりあげた「市民共働」の花壇!
寒い冬を超えたら、株が大きく成長し、より一層華やかな花壇になり、蝶が飛び回っていることでしょう。
機会がありましたら市役所に出現した花壇に目をとめて見てください。
カテゴリ