サクラソウポット上げ研修会

2023年09月14日

みどり課

日時:令和5年9月13日(水)14:00~15:30

場所:三の丸スクエア

講師:緑のコーディネーター 前田郁子さん

参加数:19名

 

活動団体として日々地域の緑化活動に勤しんでいる方々を対象に、サクラソウのポット上げ研修会を行いました。

今回の講師は、活動団体「舞鶴公園フラワーボランティア」代表で緑のコーディネーターの前田郁子さん。

豊富な経験と知識で、わかりやすく説明してくださいました。

その様子を一部紹介いたします。

研修会の様子 黄エプロン:講師の前田さん

芽が出るまで

サクラソウの種は軽く息を吹きかけるだけで飛んで行ってしまう程に小さいです。

花後にポットを直播して、軒下などの雨の当たらない場所で保管。

7月中旬になったら外に出して雨にあてます。

発芽を確認したら軒下に取り込み本葉が出るまで底面給水で管理します。

少しでも水が垂れてしまうと、そこから溶けてなくなってしまうんだそう。

発芽したサクラソウ

土の準備

まずはポットと土の準備。

培養土にマグァンプとオルトランを混ぜ込みます。

混ぜ込み終わったら、ポットに土を入れ、水をたっぷりかけます。

良く混ぜ込みます ポットに土を入れます

水をかけると土から空気が抜け量が減るので、

ポットに土を入れるときは気持ち多めに。

土を十分に湿らせます

土入れの様子 土入れの様子

ポット上げをしよう

土の準備が整ったら、苗を取り分けます。

割りばしを使い、優しく丁寧に。

土ごとそっと掘り上げます

苗を掘り上げたら、準備したポットの土に割りばしで穴をあけ、苗が自立するように深めに植えこみます。

穴をあけて植えこみます

各テーブルから

「この時間が一番楽しい」「無心になってできるわ~」

と声が聞こえてきます。

熱心に作業されています

全体の様子

水やり

植え終わったら、水をかけます。

せっかく植えた苗が沈まない様に軽く摘み、小さめのジョウロで根本にグルっと一周水をかけます。

ドリップコーヒーを淹れる時の様に少しずつ。

一つ一つ丁寧に

前田さん「上手ね!絶対にいい苗ができるわよ!」

これでポット上げの作業は完了です。

お疲れ様でした!

最後に

説明1 説明2

作業完了後、播種や発芽までの詳しい説明をして、今回の研修会は終了。

皆さん「とても勉強になりました」と終始感心されてました。

 

サクラソウの開花時期は春。

参加者の持ち帰ったサクラソウの苗が、

福岡市のあちこちで咲いて町を彩ることを楽しみにしています♪
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