2019年02月07日
みどり課
日時:11/22、12/18、1/29 18:30-20:30 場所:アクロス福岡会議室 講師:志賀 壮史氏 参加者:延べ21名
みなさまは、緑のコーディネーターをご存知ですか? 緑のコーディネーターとは、市長が認定する花と緑のボランティアリーダーで、現在213名が活動中です。 この度、緑のまちづくり協会では、緑のコーディネーターを対象にコーディネート力向上研修を開催し、緑化ボランティア団体のリーダーや役員として組織運営を担う中での課題を持ち寄り、どのように取り組めば目的に沿って継続的に活動できるのかについて学びました。 研修の最初に、課題把握のための聞き取り方の実習を行いました。 1人の相談者に対して30分間をかけて参加者全員で課題について質問を行います。 この段階では、結論を出すことが目的ではないため、質問者は「助言」や「なぜ?」を封印し、事実質問のみを行います。 この聞き取りが上手にできるようになると、質問により相談者のもつれたモヤモヤが解きほぐされ、自ずと解決の糸口が見えてくるそうです。 聞き取り実習を通じ参加者の多くが会員不足を課題として抱えていることが明らかになったことから、研修後半では、現在の活動での役割分担を確認することで活動の実態を把握しました。 分担が偏っている場合は、会員にどのような役割を担ってもらえるのか、また、新しい会員としてどのような人材が必要か、そして新たな会員を迎えるためには会としてどのような受け入れ態勢が必要かについて、意見交換を行いました。 今回の研修では、コーディネート力向上のための手法習得を主眼としていましが、実習を通じ、それぞれの課題を共有したことから、参加者同士の交流も深まったようです。 福岡市緑のまちづくり協会では、緑のコーディネーターを対象にこのほかにも年間を通じて、様々なスキルアップ研修会を開催しています。