紅葉のメカニズム

2011年10月27日

緑地環境課

本日は、百道地区の一斉清掃でした。
抜けるような青空で、ゴミ拾いしながら百道地区を気持ちよく散策しておりました。
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ふと、百道中央公園を通っていると、随分と紅葉が進んでいるのが目につくようになりました。
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ところで、紅葉がどのようなメカニズムになっているのかご存知でしょうか?
紅葉は、朝晩の冷え込みが厳しくなってくる頃に、葉の付け根に水分や養分が詰まって、層が出来ます。
そして、葉に合成された糖分がどんどん蓄積されていき、赤い色素であるアントシアニン(ブルーベリーなどに入っているものですね)が合成されます。
一方で、光合成を行う葉緑素に含まれる緑色のクロロフィルは分解されていきます。
その結果、緑色の色素が無くなり、赤い色の色素が増えることで赤い色に色づくことになります。

紅葉が進むと、次は落葉です。
山野の樹木であれば、落葉した葉っぱは、そのまま豊かな土壌となり、
新しい樹木の養分となり、物質は循環していきます。
一方、街の中の公園や街路樹の樹木となると、舗装されている箇所が多いため、土壌となることは出来ずに、ゴミとなって処分されていることが大半です。
葉っぱの掃除って、大変なんですよね。
それでも、樹木は生きていくために、葉っぱを落としています。
落葉とも上手に付き合っていければ、いいのですが。。

などというどうでもよいことを、頭の片隅の片隅に置きながら公園や街路樹の紅葉を楽しんでいただければ幸いです。

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