2011年11月06日
東平尾公園
前回に引き続きレベルファイブスタジアムの芝の管理についてお話します。
前回のブログで天然芝は、繊細な植物で芝刈りや散水など注意を払った管理が必要であるとお話ししましたが、そのほかにも次のような作業を行っています。
◎ディボット跡(キックなどで芝が削り取られた部分)に砂と土を混ぜた目土を入れ、芝の回復を早めます。
また、芝の生育が盛んになる前にも芝全体に目土入れを行います。
(消毒液及び肥料溶液の混合液散布)
◎このほか
補植(部分的に枯れたり芝が無くなったところに芝を植えること)や雑草の除去等の作業も頻繁に行っています。
また、芝草の傷み防止のため、芝の中へのハイヒールや革靴等での立ち入り禁止や食物等の持ち込み禁止など常に注意を払っています。
ところで、皆さん、芝には冬芝と夏芝があるのをご存じでしょうか?
秋が深まってくると、これまで青々としていた夏芝が一斉に枯れてしまい、ピッチ全体が茶色に変色してしまいます。
レベルファイブスタジアムでは、そうなる前に冬芝の種をピッチ全体に蒔きます。
(冬芝の種まき)
種蒔きから一週間程経った時、芽が吹き出し、3週間ほどで一面緑色の冬芝に生まれ変わります。
(冬芝の芽吹き)
レベルファイブスタジアムでイベント等が内場合、無料でできる見学時に、以上のような作業がみられるかも知れませんね。
今期のアビスパ福岡のレベルファイブスタジアムでの試合は、11月26日(土)の対 浦和レッズ戦のみとなりました。
また、なでしこリーグのアンクラスの試合は、11月20日(日)東平尾公園博多の森陸上競技場で開催されます。
両試合とも皆様の多数のご来場お待ちしております。
アビスパ福岡は、残念ながら来期はJ2になりますが、選手一同ますます燃える闘志が感じられます!!
今後とも暖かいご声援をお願いいたします。