2011年12月13日
総務課
こんにちは、総務課のもっちゃんです。
このところめっきりと寒くなってきました。我が家もやっとストーブを出したところです。
寒くはなりましたが、熱燗がとってもおいしい季節になりました。
さて、冬の花といえばなんでしょうか?我が家では冬の花と言えばこの花です。先週やっと
自宅の庭で、ひとつだけ開花しました。
「椿(ツバキ)」です。
冬の寒い時期に咲くのに、何で木偏に春と書くのでしょうね?
このツバキの木は、約20年前に子どもの誕生記念に市役所から頂いて植えたものです。
毎年寒くなってくると寒さに負けじと、愛らしい花を沢山咲かせてくれます。
原産地は日本、中国で、古くは『万葉集』にも取り上げられています。
花言葉は、「完全な愛」「女性らしさ」「美徳」「控えめな優しさ」等で、日本原産らしく"やまとなでしこ"のイメージでしょうか?
英語名はcamellia(カメリア)で、この花をヨーロッパに伝えたイエズス会の助修士ゲオルク・ジョセフ・カメルにちなんで名付けられたそうです。
種子(実)から絞った油は、ご存じのとおり『椿油』で、食用油・整髪料として広く使われています。
さて、私には、椿油というと、忘れられない思い出があります。恥ずかしながらお話しいた
します。
私が小学校の低学年の頃のことです。
私の家では、毎日の夕食の支度は祖母(10年前に他界)がしてくれていました。
その日のメニューは、ライスカレーでした。・・・カレーライスではありません。肉はもちろん鯨肉です。・・・年齢がばれる。(^_^;)
カレーと言えば昔は大変なごちそうです。
2回は、おかわりするぞ!と、強く心に決め、喜び勇んで、一口、くちに含んだ途端。
・・・「ん?まずい!」・・・「何か異様な味がする。」・・・「ばあちゃん。このカレー変な味がする。
何で作ったと?」・・・家族みんなで詰問。
祖母が言うには「カレーの具を炒めようとしたら、食用油が切れていた。」・・・「整髪用の椿油があったのを思い出し、同じ油だし、ま、いいかと思って使った。」・・・「そんなにまずいなら食べんでいい、自分が全部食べる。」と怒って食べました。・・・祖母「げ!まずい。」・・・みんな大笑い(^_^)
結局、家族みんなでがんばって食べました。・・・さすがにおかわりは、できませんでしたけど。
これが、○○家で後々まで語り継がれることになる「椿油カレー事件」のあらましです。
最後までおつきあいいただき、ありがとうございました。
それでは、少し早いですが皆様いい年をお迎え下さい。