2012年04月26日
公園管理事務所
~ 芝生のはなし その6 ~
東平尾公園の陸上補助競技場の芝生はエルトロ(野芝)です。
このところの暖かさと降雨で、元気良く新芽が伸び始め緑色に変わってきました。
陸上競技場やレベルファイブスタジアム(球技場)では、冬期のピッチを緑にしていた冬芝と交代するため、夏芝が元気に伸び始めています。
下の写真、右側は1月の状態です。
陸上競技場の前には、濃いピンクの新芽から葉が大きくなるにつれてだんだん薄くなりやがて緑色に変化するチャンチン(香椿)と沢山のキャンドルをつけたようなベニバナトチノキ(右)があります。
左の写真は4月26日、右は昨年4月28日の状態です。
ここ東平尾公園博多の森では、サクラの花に続いて、ツツジの季節がやってきました。
公園内のあちらこちらにたくさん咲き始めました。
初夏の陽ざしをいっぱいにあびて、輝いています。
陸上競技場の東側法面に白い可憐な花がまるで雪のような木が1本あります。
ウォーキングの足をとめて、暫し眺めて行かれる方もいらっしゃいます。
その木の名前は、ヒトツバタゴ(モクセイ科 ヒトツバタゴ属 落葉高木)
長崎県対馬市上対馬は自生地として有名で、5月のゴールデンウィークには、「ひとつばたご祭り」も開催。
別名をナンジャモンジャ、ウミテラシ、ナタオラシなどと呼ばれ、親しまれています。
ここにご紹介するのは、東平尾公園のほんの一部です。
この時期は、いろいろな木々の新芽、緑の色の違いをたのしむことが出来ます。
新緑の公園散歩をお楽しみ頂きたいと思います。