2012年06月06日
公園管理事務所
東平尾公園
FOREST HAKATAへの仕事の行き帰り、福岡空港の滑走路の端を通ります。
むろん朝の通勤時や昼間にも飛行機を見かけますし、頭上(車上)を主翼のリベットまでハッキリ判るほどの低空を、轟音を響かせながら離着陸していきます。
朝や昼間に飛行機の音を聞いても何の感慨も起こりません。
時には騒音としか聞こえないときも・・・・・
しかし、帰宅時、夕焼けの中で見る空港は雰囲気が一変します。
ただ、だだっ広いだけだった風景が何か別世界に迷い込んだような独特の感慨を起こさせてくれます。
あかね色の空をシルエットに、青と赤の翼端灯を点滅させながら空に舞い上がる機体は、昼間見る無機質の物体ではなく、心ある生き物の様です。
「夜間飛行」・・・何となく琴線に ふれる言葉。サン=テグジュベリ、ゲランの香水。ちょっとキザですね。
遙か先の明るく光る国際線のターミナル、滑走路に沿って真っ直ぐ連なる青い誘導灯の列、非日常の世界に紛れ込んだ様な不思議な感覚・・・・で、突然現実的ですが、滑走路の青いランプを見る度必ず頭に浮かぶ・・・青江美奈の「青いランプの誘導路~~~」のフレーズ。
夜の空港に感じるロマンチックな感慨とは無関係に「パブロフの犬」のように必ず頭に浮かびます。その先の歌詞は知りませんが・・・・。
おっと、信号が青になりました。今日の夕食は何のおかずかな !?!