2012年07月20日
緑地環境課
皆さんは、公園を如何して楽しんでいますか?
今年6月にオープンした"かなたけの里公園"は、田・畑などで気軽に農作業に参加したり、そこに生息している動植物を間近で観察できたり、その土地にあるものをみんなで作り・育てていくという、これまであるようでなかった楽しみ方ができる公園です。
かなたけの里公園リーフレットより
現在公園の田んぼ管理のお手伝いをしていますが、機械や農薬を使わず田植えから稲刈・乾燥・脱穀まで全て手作業で行っています。今の時期は毎週田の草取りで大汗を流していますが、スポーツで汗を流すのと同じようなもので、そんなに抵抗はありません。
もち米です。間に草がびっしり 大汗をかきながらの作業です。最初田んぼに入るのを躊躇していた子どもたちも、すぐに慣れてわいわい田んぼの中で遊んでいます。
活動は毎週土曜日の午前中にしていますので、お立ち寄りの際は気軽に声を掛けてみて下さい。田んぼに足を入るだけでも楽しいですよ。
("かなたけ田育の会"で検索していたただけたら、活動内容が見られます。)
田んぼは、先人達から代々受け継がれてきた掛け替えのない財産だと思います。ところが公園の田んぼは、農業をする場所でないということで、米づくりを制限され、いままで田んぼに生息していた生物の棲みかも大幅に狭められ、また田んぼがあったからこそ守られてきた掛け替えのない風景が失われてしまうという危機に瀕しています。