2015年03月31日
みどり課
今年、福岡は3月22日にソメイヨシノの開花が宣言されました。桜といえばソメイヨシノが注目されがちですが、ソメイヨシノ以外にいろいろな品種があるんですね。そこで3月の初旬から春を感じようと、ソメイヨシノ以前に咲く桜をカメラにおさめました。
大寒桜(中央区・小笹北公園 3月8日撮影)
花びらは淡いピンク色で、下向きに半開き状に咲くのが特徴だそうです。
こちらは河津桜でしょうか(南区・平尾新池 3月8日撮影)
花びらのピンクが濃く、淡い葉も一緒に出ています。
寒緋桜(中央区・福岡市役所 3月12日撮影)
濃い緋色の花が開ききらずにうつむき加減に咲きます。花びらだけでなく、がくも緋色をしています。
陽光(写真左) しだれ桜(写真右)(中央区・福岡市植物園 3月22日撮影)
大寒桜、河津桜、陽光は、いずれも寒緋桜と他の桜との交配種だそうです。
さて、最後に今後咲く桜を一つご紹介します。
フゲンゾウ(中央区・舞鶴公園 平成26年4月14日撮影)
八重咲きで、愛らしいピンク色の花びらが密集しています。おしべが葉っぱのようになっているのが目印です。
舞鶴公園の牡丹芍薬園に咲いているので、今年の春、探してみてください。