2015年11月20日

東平尾公園

２０１５年J２リーグ戦も最終節を残すのみとなり、我がアビスパ福岡はJ１への自動昇格に向けて熱い戦いを続けており、現時点での順位は2位磐田と勝ち点差無し、得失点差で3位につけています。　（勝ち点は試合ごとに勝者3点、引き分け1点、敗者0点が貰える。）

J１昇格枠は3枠で、リーグ戦1，2位は自動昇格、3位から6位までが入れ替え戦を戦い、勝ったチームが昇格できます。

今年のアビスパ快進撃の要因は、元全日本代表キャプテンを長く務めた井原新監督を迎え、守備力アップが徹底されたことや、有力スポンサーなどの協力によりチーム財政状況が改善され、選手がゲームに集中できていること、濱田、鈴木、ウェリントンなどの主力選手の補強が上手くできたこと等が挙げられます。

しかしながら、開幕序盤戦は3連敗最下位からのスタートでした。井原監督のチーム戦術が選手に十分浸透していない中での3連敗（7失点）でした。その後は敗戦を通して戦術の徹底がチーム内に芽生え、FWからDFまでの守備意識がチーム全体に浸透していったように思います。その結果、チーム成績も3連勝を2度含む11試合負けなしと大きく改善できました。

昨年までのアビスパは、序盤リードしていても終盤やロスタイムで逆転敗戦することが何回もあり、サポーターをガッカリさせていましたが、今年のアビスパは違います。先取点を取ったら最少得点でもしっかり守って勝利しています。

（今シーズン２３勝の中で、１－０での勝利が１３試合もあります。）

また、チーム成績の上昇に伴ってサポーターの観戦者数もうなぎ登りで上昇し、最近のホームゲームでは立見席での観戦が続いており、サポーターの応援が選手の頑張りを後押ししています。

J1昇格は最終節までもつれ込み、自力での自動昇格はなくなりましたが、入れ替え戦での勝利、昇格は今のチーム力なら順当にできるものと確信しております。

アビスパ福岡を愛する皆さん、J１昇格ができるよう一緒に応援していきましょう。

公園管理事務所