初夏を思わせるような陽気の舞鶴公園藤園で、福岡市緑のコーディネーターを講師に迎え、「春の植物ガイド」を行いました。

約1300㎡にもなる大きな藤園の藤棚。
花の盛りは少し過ぎていましたが、小さな豆ができ始めた藤の花、新緑、棚の下の木陰にかこまれて、とても気持ちの良い空間でした。

植物ガイドは藤の花を咲かせるための手入れの話から始まり、次第に足元の野草へ。
スズメノカタビラなど、いつもは見過ごしてしまうような野草の花をルーペを使って観察しました。ルーペの向こう側には、肉眼では見ることができない小さな世界がひろがっていました。

アクティビティもありました！
ムクロジ（無患子）という樹木を観察したあと、講師手作りの羽子板で羽根つき。
ムクロジの種は、昔から羽根つきの羽の重りに使われていたのです。

見ている分には特に何も感じなかったのですが、実際に羽根つきをしてみると、子どものころに比べて動体視力の衰えを感じました・・・

牡丹芍薬園では、芍薬が一部見ごろになっていました。
これから連休にかけてどんどん咲きます、とご案内。

約１時間で終了。
新緑に囲まれながら、ルーペ越しの小さな世界と出会い、体も動かし、心身ともにリフレッシュできる講座でした。

講師の皆様方、ご参加いただいた皆様方、ありがとうございました！