ちょいボラ&育苗研修会その2

日時:令和6年7月12日(金)10:00-12:00

場所:三の丸スクエア

講師:舞鶴公園フラワーボランティア 代表:前田氏

    樋井川中央公園フラワーガーデン 代表:木田氏

参加者:緑のコーディネーター、地域の花づくり活動団体

アジサイの指導 木田さん アジサイの剪定を指導する木田さん

7月の中旬に、夏花壇のちょいボラを通じて

  • アジサイの剪定と挿し木
  • サクラソウの播種
  • ポーチュラカの手入れ

の方法を学ぶ研修会を開催しました。

今回は、その様子を一部ご紹介いたします。

アジサイの剪定

木田さんのご指導でアジサイの剪定を行いました。

 

アジサイは、来年も花をつけてくれるように、花後は剪定をする必要があります。

ところが、むやみやたら剪定をすると、来年花芽がつかないことも。

 

まずは、株本を見てみましょう。

新芽がひょこっと出ていれば、その上をカット。

そこから来年腰丈まで伸びて花をつけてくれます。

脇芽の上を切ります 脇芽の上を切ります

アジサイの挿し木

今度は、剪定した枝を挿し木用に手を入れていきます。

蒸発を防ぐ為、葉は半分ほどにカットします。

カット前
カット後

先ほどのアジサイたちを挿し木していきます。

鹿沼土で行うと、成功しやすいそう。成長が楽しみです。

挿し木作業の様子 挿し木作業の様子

サクラソウの播種

前田さんのご指導で、サクラソウの播種を行いました。

サクラソウの種は、とーーっても小粒。

たっぷりと湿らせた土に、上からパラパラと満遍なく撒いていきます。

こんなに小さい! こんなに小さい!
パラパラ… 皆でパラパラ…
種を蒔き終えたら、乾燥しないように新聞紙をかけてテープで固定
固定後に新聞紙も湿らせます

その後は、雨の当たらない日陰で1週間程置き、底面給水。

芽が出始めたら新聞紙をとります。

雨にあてると、せっかく出た芽が溶けて消えてしまうので、本葉が出るまでは必ず底面給水で管理しましょう。

8月にはこんなに沢山の芽が出ます! 8月にはこんなに沢山の芽が出ます!

ポーチュラカの手入れ

手入れ前のポーチュラカ 手入れ前のポーチュラカ

前回植え付けたポーチュラカはモリモリ!

伸びた枝は強めに剪定し、ボリュームが減っている中心部にまた植え付けます。

剪定することでそこからまた枝が増え、新たな花芽が沢山つきます。

 

植えっぱなしにせず、時折こうして手入れをすると、長く上手に楽しめますよ。

最後に

次回はサクラソウのポット上げ研修会です。

成長が楽しみですね!

前田さん、木田さん、ありがとうございました。

 

まだ研修会に参加したことのない皆さんも、またの機会に参加してみてください♪

同じ福岡市内で花づくりをする先輩方の知識は、とても為になります!

一緒に実践して、技術を身に着け、低コストで素敵な花壇づくりを目指しましょう(^^♪