百日紅

お久しぶりです。
緑地環境課のもっちゃんです。

台風が過ぎ去ってすぐは比較的涼しく、もう秋なのかなあと思っていたら、
最近も変わらず暑い日が続いていますね。
本日も現場で軽い作業をしているだけで汗だくになりました。

そんな残暑とともに、夏の間咲き続けている花を紹介します。
CIMG4210.jpg
この木です。
何の木かわかりますか?
最近ではご家庭の庭に植える方も多くいらっしゃるので、わかる方も多いと思います。

漢字で書くと百日紅。
花の時期が7月~10月(実際100日程度)と長いことからこの漢字があてられました。

正解はサルスベリです。

サルスベリという名前はこの木の肌が木に登るのが得意なサルでさえ滑ってしまいそうだから、という由来でつけられたそうです。
また、沙羅双樹(お釈迦様がなくなったときに、周りに生えていた木)に似ているので、寺社仏閣にもよく植えられています。※


※日本ではよく沙羅双樹=ナツツバキとして扱われていますが、本当はサラソウジュという木がインドにはあるそうで、ナツツバキとは全くの別物だそうです。どうやら沙羅双樹は暖かい気候でしか育たず、日本では育てにくく、その代わりにナツツバキを植えていたところ、沙羅双樹=ナツツバキというイメージが定着したようです。ちなみにサルスベリが似ているのはナツツバキ。うーんややこしい・・・。

現場からの帰り道でパシャリ。

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白い花をつけるものもあります。

夏は花をつける植物が少ない中、彩りを添える木になっています。
サルスベリの紅の花が終わったら、次は紅葉の紅がやってくる季節になります。

私は秋が四季の中で一番好きです。
(食欲の秋だからではないですよ!)
早く秋にならないかなあ~。