冬でも花が咲いています。
緑地環境課のもっちゃんです。
かきねのかきねのまがりかど~♪ の歌いだしでみなさんご存知童謡『たきび』。
この歌に登場する冬の花といえば...
そう、サザンカです!(2番の歌いだし:さざんかさざんかさいたみち~♪)
漢字で書くと山茶花。
山茶は中国でツバキ類を意味するので、そこから由来するそうです。
サザンカという名前も山茶花(さんさか)から訛ってサザンカになったそうです。
(さんさかさんさかさんさかさんさか...と繰り返し読むとサザンカになりませんか?)
冬場にふくよかな花を咲かせるサザンカですが、
野生種は花は白色でしかも一重だそうです↓。
随分花の印象が違いますね。
公園など町中で見るサザンカはむしろ紅色が多く、花弁も何重になっています。
これらはすべて園芸用に品種改良されたものです。
また、同類のツバキは花ごと落ちて散るのですが、サザンカは花びらが一枚一枚散ります。
その昔、花ごと落ちるツバキ=首が落ちると連想され、武士からは嫌われた花だったそうです。
花びらから散るサザンカは、忌み嫌われることなく民衆に広がり、
童謡に登場するほど身近なものになっていったのかもしれませんね。
また一段と寒くなってきました。
皆様体調にはお気をつけて、楽しいクリスマス、大みそかをお過ごしください!
緑地環境課のもっちゃんがお送りしました~。