木とお餅
最近、協会本部の方にも公園に咲いている花はなんという花か?
いつごろ咲いていますか?という問い合わせがちらほらかかってきます。
そこで、今日は最近咲いている花を紹介したいと思います。
このかわいらしいピンクの花です。
この木はベニバナトチノキと言います。
通称マロニエと言えばご存知の方もいらっしゃると思います。
しかし、調べてみるとマロニエというのは正しくはセイヨウトチノキのことだそうです。
でも、ベニバナトチノキの名前で調べると「通称マロニエ」とか、
「マロニエ(ベニバナトチノキ)」といった表記が多くみられます。
樹木に詳しい同僚に聞いてみたところ、
「マロニエはセイヨウトチノキのことだけど、ベニバナトチノキの通称はマロニエ(笑)」
ということでした。(^_^;A)
どちらもある意味、正解なのかもしれませんね。
さて、私がトチノキと言えば思い出すのが、小学生の頃に読んだ絵本「モチモチの木」です。
この表題モチモチの木というのは、主人公豆太が名づけた別名で、
その木からとれる実を粉にして餅を作るから、とのことでした。
じつはこの木はトチノキで、この餅はとちの実から作るトチモチとよばれるもので、
実際に存在する郷土料理です。
いまだに私の中では絵本に登場する伝説の餅です。いつか食べてみたいなあ~。