冬にも

2013年01月21日

総務課

 今回のテーマは,西九州で見られる冬の花。

 

 藪椿は,長崎県の野母半島の権現山(椿公園)に1万数千本が自生していて,見頃は2月頃。

 

 権現山展望台は九州で一番最後に沈む夕日が良いらしい。

 

             ↓軍艦島↓                                               ↓権現山の藪椿↓                  

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 水仙は,野母崎総合運動公園内の「水仙の里公園」にあり,12月から1月にかけて1千万本が咲きそろうという。

 

 水仙の芳香とすぐそばの海からの潮の香りが合わさって独特の香りがすることから,「かおり風景100選」の地に選定されている。

 

 また,眼の前には軍艦島を望むことができ,咲き誇る水仙と同時に楽しめるという。

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      ↑西側展望広場への上り口↑              ↑北側の側面↑             ↑野母半島県立公園 水仙公園 看板↑

                       

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      ↑西側展望広場と北側展望広場↑           ↑北側展望広場と臨時駐車場↑              ↑東側展望広場↑

 

 12月~1月の見頃の水仙について,少し調べてみた。

 

 ・名前の由来は?

  この草が水辺を好み,仙境(仙人が住むという所)を感じさせる花をつけるところからの命名という。

 

 ・何科に属する?

  暖地の海岸近くに自生するヒガンバナ科の多年草,白色又は淡黄色の花が可憐で,観賞花として,庭園などに植栽される。

 

 ・いつごろから?

  古代から地中海沿岸を中心に分布,シルクロードを経て唐代の中国にもたらされ,日本に伝わったのは平安末期といわれる。

  一般に九条良経が描いた色紙が日本で最も古い水仙の記録とされている。

 

 ・別名は?

  古くから「雪中華」という異名でも呼ばれるように,厳しい寒さに耐え,雪の中でも芳香を放ちながら,気品ある花を凛と咲かせる。

 

 ・ことわざは?

  「倹約と吝嗇は水仙と葱」 (吝嗇の意味は"ケチ")で,表面的には水仙と葱のように似ているが,実は全く違うものという意味。

 

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 以上,さっそく NOMO 半島へ。

 

 12月下旬に訪れたときは,荒々しい冬の海から吹く寒風で立っていられないほどで,水仙も見られなかった。

 

 1月に訪れたときは,晴れて穏やかな日で,小高い丘を登る道沿いに,水仙が連なって咲いていて,

 

 さわやかな芳しい香りがスッと鼻に入ってくる。北側展望広場~西側展望広場~東側展望広場へと

 

 丘を上り下り,水仙を眺めつつ通路を歩く。 絶好の散歩日和で,端島(軍艦島)も眺めることができた。

 

 後日ホームページで開花状況を確認すると,1月12日時点で6割程度の開花。

 

 晴天により,一気に開花が進み,かなり水仙の香りが感じられるようになってきたという。

 

 満開になったときの香りも感じてみたいですね。 晴れた日に!


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