2013年08月23日
舞鶴公園
毎日暑い日が続きますね。あまりの暑さに、ひたすら太陽から目をそむけ、下を向いて歩いてしまいますが...。
しかしふと上を見ると、植物は確実に秋の準備を進めています。そうです、まだ青いけれど、実を着けている木が多いのです。
舞鶴公園で見つけた秋の気配、ほんの一部をご紹介いたします。
イチョウの実です。秋になるとギンナンとしてよく食べます。
この時期でももうずっしりとした重さで、イチョウの枝が「しだれ」のように下がっています。
ムクロジの実です。ムクロジは牡丹芍薬園にあります。
この中に入っている種子は、黒くてかたい球形で、羽根つきの球として使われていたそうです。
それにしてもおもしろい形をしています。
オオイタビの実です。オオイタビも牡丹芍薬園にあります。
つる植物の実のわりには大きくて、直径5cm弱あります。それだけつるもしっかりしています。
オオイタビはイチジクと同じクワ科で、実がイチジクとよく似ています。
お濠にあるハスです。この果托(ハスの実)が蜂の巣に似ているので、「ハチス」→「ハス」と呼ばれるようになったようです。
この果托全体が茶色くなるころには、中にある種が成熟します。
毎日ただ暑いだけではなく、季節は着実に進んでいます。
舞鶴公園管理事務所でした。