和の空間

2014年08月20日

みどり課

7月初旬に、下関の長府に行ってきました。

長府は城下町で、武家屋敷や歴史あるお寺や神社があり、落ち着いた街並みが素敵な所です。

散策していると「長府毛利邸」という立派なお屋敷があったので、入ってみることにしました。

 

まず、玄関を入ると器いっぱいに活けられた「ヒメヒオウギスイセン」が出迎えてくれました。

055.JPG

 

沢山の部屋があるのですが、どの部屋にも野の花が活けてあり、引き寄せられるように花に目がいきます。

部屋に花があるのと、ないのでは随分と印象が違いますね。

特に和室の床の間には花が似合います。

 

コエビソウ.JPGのサムネール画像    アケビ.JPGのサムネール画像

  海老の形をした「コエビソウ」                     秋には実が紫になる「アケビ」

 

洋種ヤマゴボウ.JPG    キブシ.JPG

 「洋種ヤマゴボウ」                          「木五倍子(キブシ)」ぶどうのような実がなっていました。

初夏に写したので実が初々しいですね。              小さな器に大胆に活けてあります。

 

053.JPG   アガパンサス.JPG

竹の花入れに「オニユリ」と「ヤハズガヤ」が           「アガパンサス」です。

すっきりと活けてあります。                     こうして集めて活けてあるのも斬新です。

 

山帰来.JPG

手水鉢に「サンキライ」がひっそりと活けてありました。

福岡では「ガメノハ」といって、ガメノハ饅頭にします。

 

野山に咲いている花も自然で良いのですが、部屋の中に活けてある花も

それぞれが主張しているようで素敵です。

 

 

 

 

 

 

 

 


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