2015年01月30日
みどり課
2月3日は節分ですね。節分といったら「鬼は~外、福は~内」と子どもの頃から豆まきをするのが習わしでした。
なぜ豆まきをするのでしょうか?調べてみました。
季節の変わり目である立春(2月4日)の前日を節分といって、新しい年を迎えるにあたって、邪気(鬼)を払って春を呼び込むために豆まきを行ったそうです。
形の見えない災害や病は鬼の仕業と考えられていました。そこで、生命力と魔除けの力が備わっていると信じられていた穀物(豆)を鬼にぶつけて邪気を払ったそうです。
ちなみに、豆は炒った豆を使わなければならないそうですよ。生の豆をまいて、拾い忘れた豆から芽が出たら縁起が悪いとされています。ご用心を・・・
今では少なくなったと思いますが、ヒイラギの枝に焼いたイワシの頭をさして玄関に飾っておくと、イワシの臭いとヒイラギの棘で、鬼が退散するという風習もあります。
本当にトゲトゲしいですね。老木になると棘がなくなるそうです。
博多の節分といったら、大きなお多福のお面が飾られる「櫛田神社」です。
お面が飾られている門の上に「干支恵方盤」があるのをご存じですか?
毎年大晦日に、矢印を回転させて新しい年の恵方(その年の幸運を招く方角)を示しています。
今年の恵方は西南西です。今では恵方巻きの方が定着してしまいました。
皆さんの所にも、福がたくさん舞い込みますように。