来月の桃の節句にちなんで三の丸スクエアには雛飾りが設置されました。
昔は乳幼児の死亡率が高かったため、身代わり人形で災厄を祓う風習があり、これが時代とともに形を変え、現在の雛飾りになったようです。
お祝い事には奇数が良いとされ、雛段は3.5.7.段が基本となってます。
並べ方には格式や序列があるようで、五人囃子は謡いから太鼓まで音の小さい順に並んでいたり、随身はおじいちゃんの姿をしている方が格上なので女雛側だったりと文化や風習を知ることもできます。
作り手によっては三人官女の一人は、年長者を表すために眉が無かったり、お歯黒を塗っていたり、男雛と女雛の位置も関東では左右の向きが逆の場合もあるようです。
お持ちの雛飾りやどちらかで見かけた雛飾りなど、比べてみるのも楽しいと思います。
三の丸スクエアのお飾りは、3月下旬頃まで設置予定です。