公園内をあるくと、どこからともなくなにかの花の香りが漂ってくる舞鶴公園です。「風薫る5月」という言葉が頭に浮かびます。 牡丹芍薬園の芍薬は、ピークこそ過ぎましたが、まだお楽しみいただけます。 今後のお天気次第ですが、あと1週間ほどでしょうか・・・
写真だけでも、いい香りが漂ってきそうですよね。
広場では、ニワゼキショウが咲いていました。 小さいけれど、とてもきれいな花です。
ソメイヨシノは、真っ赤な実をつけてます。 淡いピンク色の花を咲かせていた4月とは打って変わって、このひと月で、すごい変化を成し遂げました。 空の青、葉の緑と赤い実がきれいなコントラストですね。
気持ちの良い風が吹き抜け、青空も新緑も美しい五月晴れです。花も緑も生命力に満ちあふれています。 牡丹芍薬園では芍薬が見頃を迎えています。 スロープを上がると目の前に、満開の芍薬が!
品種によって咲く時期が若干ずれますので、全体としては4~5分咲きといったところでしょうか。 今はまん丸いつぼみもたくさん見られますよ。
牡丹芍薬園の南側の階段を降りて名島門をくぐるとセンダンの花が咲き始めていました。 花の淡い紫色が、木全体に広がっています。
クスノキもこの時期花を咲かせています。 いつもより少し黄色っぽく見えるのは、花があるからなんですね。
イロハモミジにはプロペラのような実がついていました。 この実は熟すと、風にのってクルクルと回りながらなるべく遠くに飛んで行こうとします。 植物の知恵ですね。
汗ばむような気温になってきました。お濠で泳ぐ鯉が気持ちよさそうに見えます。 牡丹芍薬園の芍薬は、一部エリアで見ごろを迎えつつあります。
真っ白な花が涼しげな芍薬「深山の雪」
中央の盛り上がりが大きなピンクの芍薬「富士」。 色々な品種が楽しめます。
お濠端を歩くといい香りが。 トベラの花が咲いていました。 日射し対策をして、おさんぽにいらっしゃいませんか。