今年最初の旬の情報は、梅の開花です。 毎年早く咲く梅の木を見に行ってみたら、咲いていました。 全体を見てもまだ、4~5輪といったところでしょうか。
白梅も咲いていました。 今日の冷たい風にも負けず、上を向いて咲いていました。 これからの厳寒期に、ゆっくりと時間をかけて、満開に近づいていきます。 楽しみですね。
鴻臚館裏の広場では、ノシランの実が見られました。 もう少し経つときれいなブルーの実になります。 変化途中の色合いも美しいです。
探訪館裏の林では、ムクロジ(無患子)の実が落ちています。 モスグリーンの苔の上に飴色の実が落ちていて、よく見なければ見つかりません。見つけたときは、とてもうれしくなります。
寒さが厳しい日が続いています。 お濠では、水鳥がじっと寒さに耐えるかのように過ごしています。 ホシハジロのオス(手前)とメス(奥)です。 派手な鳥ではありませんが、微妙な色の組合せが雌雄ともに美しいですね。
マガモのオス(左)とメス(右)です。 オスはきれいな緑色をしています。 ホシハジロもマガモも、オスの方が目立ちますね。 メスは子育てをするから、目立たない方がいいのだとか。
濠端を歩いていると、運よくカワセミを見ることができました。 ピュウーーーッとかなりの速さで飛んでいきますが、茶色く枯れたハスを背景に、青い羽根がよく目立ちます。 まだまだ厳しい寒さが続きます。 暖かくしてお過ごしくださいね。
木々は葉を落とし、草も枯れ、公園はすっかり冬の彩りです。 明日は冬至。 最高気温が10度を下回ることも珍しくなくなりました。 濠の水面には、枯れたハスの果托が吹き寄せられ、色味を抑えた美しい模様のように見えました。 自然の造形の美しさに、あらためて感動します。
こちらは、ひとつぽっかりと浮かぶ果托。 枯れたハスと、水面に映りこむきれいな青空が、対照的な存在に感じられます。
夏には青々としていた濠のハス、今やその面影もありませんが、この景色もまた冬らしくていいものですね。