冬らしい、乾燥した日が続いています。晴れの日はカラッとして、寒いながらもピンと張りつめた気持ちのよい空気です。 舞鶴公園のお濠に「水辺の宝石」とも言われるカワセミがいるのをご存知ですか? 公園でよく植物や鳥を撮影されてる方からご提供いただいた写真で、紹介させて頂きます。 石垣を背景にすると見えにくいのですが、不思議なことに、一度見つけることができると、よく見えるようになります。 鳴き声も鋭いので、覚えるといいかもしれません。
エサを目がけて、水にまっしぐら。 この早い動きはとても肉眼では追えません。 お写真をいただいて初めて、こういう顔をして獲物に突進しているのだなあと思いました。
獲物を見事キャッチした瞬間です。 都会に暮らすカワセミですが、野性を感じます。 お濠の近くで「ピイ」という鋭い鳴き声が聞こえたら、青い鳥カワセミの姿を探してみると見つけられるかもしれません。
冬に渡来する水鳥も集まってきています。 こちらはフクフクモコモコとして癒される外見のヒドリガモですが、遠い北の国への移動をこなす渡り鳥です。 あたたかい格好をして、双眼鏡を片手に野鳥の観察も楽しいですよ。
時折雪が降り、冷たい風がびゅうびゅう吹き付け、寒い一日になりました。 舞鶴公園の中でも、特に寒さ厳しいお濠端で、鳥たちが寒い一日を過ごしています。 ヒドリガモが、園路にあがっていました。 カメラを持って近づくと、サッとお濠に入っていきました。 せっかく冷たい水から上がっていたのに、申し訳ない気持ちになりますね。
高等裁判所近くのお濠では、アオサギたちが群れています。 時折高く飛び立つものもいます。
ホシハジロは水面に浮かんでいました。 首を背中にうずめているのは、眠っているのでしょうか。
お濠はすっかり冬景色。 夏の青々とした景色が懐かしいですね。
今日は二十四節気でいう「大雪(たいせつ)」だそうです。冬が深まってくる、まさにそんな1週間ですね。 舞鶴公園では紅葉がほぼ終わり、彩りが少なく、淋しい風景になってきました。 そんな中でも、咲き始める花もあります。 別名「雪中花(せっちゅうか)」、スイセンです。 鼻を近づけるといい香りがします。
牡丹・芍薬園の斜面でたくさん咲いていますよ。
イチョウの葉がすっかり落葉し、明るい黄色が地面を照らすようです。