舞鶴公園にある「福岡城むかし探訪館」では、黒田官兵衛が織田信長からご褒美としてもらいうけた「へし切長谷部(レプリカ)」の刀身を鞘から抜き出して展示しております。 8月31日までの期間限定です。 刀身に浮かび上がる刃文をぜひご覧ください!
また、元舞鶴中学校跡地にある三の丸スクエアでは、天守閣CGのタペストリーが登場しています。 写真の背景にご活用ください。
蒸し暑い日が続いています。7月7日に少し暑くなる「小暑」を迎えたばかりですが、まだ暑さに慣れていない体には「少し」どころではないように感じられます。 猫のしっぽのように垂れ下がる、ナンキンハゼの花が咲き始めています。 ナンキンハゼと言えば秋の紅葉がよく知られていますが、この時期の花もかわいらしいですね。花穂の根元には早くも実がつきはじめています。
アオギリの花も咲き始めました。 今年は高い位置で咲いていましたので、脚立を使って撮影しました。 しずくのような形をしたつぼみや、リボンのようにくるっとまいている花は ちょっと変わった形状をしていますね。このくるっとまいている部分は花びらではなくガクだそうです。 樹木の花も、よく見るとそれぞれ個性があって面白いですね。
園内ではセミの声も聞こえはじめ、夏近し、といったところでしょうか。 お濠のハスが見ごろになっています。 花びらの縁のピンク色から白へのグラデーション、めしべの黄色とのコントラスト、花びらの形・・・見れば見るほど、神秘的な美しさです。
園路近くでも咲いているので、ぜひ上からもご覧ください。
また、雨上がりには、雨上がりなりの楽しみ方も。 ゆらゆらと風に吹かれるハスの葉にたまった雨水は、ぼたぼたっと音を立てながら下の葉に水を落とします。風が吹くたびにあちこちでそんな光景が見られます。 そして雨水を全て落とした葉は、何事もなかったかのように軽々と風にゆれているのです。
花びらが散ると、果托が現れます。 雨水を乗せた果托です。 葉といい、果托といい、水をはじくため雨水がぷっくりと丸まっています。この様子に、いつも生命力を感じてしまいます。