比較的暖かい日が続いていますが、紅葉は少しずつ進んでいます。 舞鶴公園でみる紅葉の特徴のひとつは、石垣を背景に楽しむことができることでしょうか。 今日のような雨上がりは、石垣の黒く湿った雰囲気と紅葉がとてもよく合っています。 イチョウ(イチョウ科)はもう見頃になりつつあります。 松の木坂の横の石垣を背景に、鮮やかな黄色が引き立ちます。
いつもは梅(バラ科)の花が咲いている時期のアングルですが、紅葉の時期も黄色や朱色、常緑樹の緑色が交じり合って、美しいですね。
街路樹のケヤキ(ニレ科)も色づいていて、お濠に映りこむ風景が印象的です。
ナンキンハゼ(トウダイグサ科)の一枝も、石垣を背景にひときわ鮮やかに紅葉していました。
ひと雨降るごとに寒さを増していくこの時期、お濠の風景も冬景色へと移り変わりつつあります。 冬に飛来する水鳥、ホシハジロ(カモ科)が数羽、お濠で見られるようになりました。赤茶色の頭に、黒色と薄いグレーの身体と、地味な色合いではありますが、とてもきれいな鳥ですね。
サクラは色とりどりに紅葉し、ハスの葉は茶色に枯れつつあります。 木も草も青々としげっていた夏の景色が、もう懐かしいです。
カンツバキ(ツバキ科)の花が咲いています。 殺風景な冬景色を彩る、貴重なツバキ科の花です。 お濠沿いは風も冷たく、かなり寒さを感じるようになりました。 暖かくしてお出かけください。
昨日は立冬でした。冬の始まりです。 昼間は汗ばむことの多かった最近ですが、今日の雨以降はぐっと冷え込みそうですね。 舞鶴公園では、紅葉が始まっています。 全体緑色の風景だったところに、黄色い絵の具を落としたかのように、イチョウ(イチョウ科)の黄葉が見られます。曇り空の下では一層浮き立って見えますね。
まだ黄色になりかけなので、よく見ると一枚の葉の中でも黄色と黄緑のグラデーションが見られます。
三ノ丸スクエアの横では、モミジバフウ(マンサク科)の紅葉が見られます。ここ数日で色つきも鮮やかになったようです。
モミジバフウの葉は、形が星の形に似ていますね。 色づいている様子が一層華やかに見えます。