陸上競技場の西門でヒイラギ(モクセイ科)の花が咲き、近くを通るとよい香りが漂ってきます。 キンモクセイに似た、とても強い香りなので、花を見つけるというよりも香りで気が付くことが多いようです。 この写真に写っている葉は丸っぽい形をしていますが、、、、
ヒイラギの葉は、このように元々トゲトゲしています。 「魔除けになる」と、正月飾りなどに使われます。 ヒイラギモクセイの葉は、樹齢を重ねると丸くなるのだそうです。 面白いですね。
西門のそばの花壇は、ボランティアさんによりお花が植え替えられました。 パンジーやアリッサムのほか、真っ赤なガーデンシクラメンが印象的です。 12月4日には陸上競技場で福岡国際マラソンが開催されます。 たくさんの選手がこの花壇の横を走りぬけていきます。 楽しみですね。
11月も下旬となりますが、気温の高い日が続いています。 暖かいながらも花菖蒲園横のエリアでは、多聞櫓を背景にイロハモミジ(カエデ科)が見ごろを迎えつつあります。 「モミジ」とは、草木の葉が色づくことを表す「もみず」という言葉が変化したものだそうです。きれいに色づくカエデ科の樹木にピッタリな言葉ですね。
一段高いところにある四阿(あずまや)から見ると、紅葉が目の前に! 下から見上げるのとはまた違った楽しみ方です。
この紅葉のきれいな時期をゆっくりと楽しんでいただくために、バンコを設置しました。石垣と苔、そして紅葉に囲まれた時間をお楽しみいただけると幸いです。
足元には、きれいな落ち葉が。 このように赤、黄、緑と三色に染まる葉もあるのですね。
牡丹・芍薬園に植えられている牡丹(ボタン科)の中に、今の時期にも咲く2季咲き性の寒牡丹が数本あります。濃いピンク色の花は、「珊瑚界」という品種です。 カラスにつぼみをやられてしまうので、わらで囲いをしました。
つぼみがまだいくつかありますので、これからしばらく楽しめそうです。 冬場は閑散とした牡丹・芍薬園ですが、近くへお寄りの際はぜひご覧ください。
陸上競技場横のイチョウ(イチョウ科)の黄葉はピークを越え、朝日を浴びた落ち葉に影が落ちる様子は、もうすっかり冬の風景です。
色づきの遅かったイロハモミジ(カエデ科)も、色づき始めました。 今の時期ならではの、錦色に染まる舞鶴公園。ぜひお楽しみください。