日中は日差しが強く、帽子と水分がほしくなるような気候ですが、多聞櫓の南側の樹林地は涼しく快適です。 樹林地ではドクダミ(ドクダミ科)の花が見られました。 ドクダミはお茶などによく使われていますが、花はこんなに可憐でかわいらしいのですね。 (平成28年5月23日撮影 南側樹林地)
上から見ると、葉の形といい花といい、とてもデザイン性が高いと思われませんか?
ニワゼキショウ(アヤメ科)の花も咲いています。 ニワゼキショウは園内のいろいろなところで見られますが、よく見るとこんなに美しい花なのですね。 この後には、まん丸のかわいらしい実がなります。
ハマクサギ(クマツヅラ科)の花も見られました。 小さな小さな白い花です。 ハマクサギは葉に強いにおいがあります。 特別「くさい」とは感じられませんが、一般的には「くさい」と思われるため、この名前があるのでしょうか。
花菖蒲が次々と花開き、現在3~4分咲きとなっています。 くっきりした紫色と白色の花が、この暑さを和らげてくれるようです。 今日はお花を楽しみに来園されている方もたくさんいらっしゃいました。 (平成28年5月23日撮影 花菖蒲園)
真っ白なようですが、よく見ると花びらの縁にうすく色が入っています。
護国神社近くのお濠では、スイレンと一緒にご覧いただけます。
つぼみはまるで、紫色の色鉛筆のようですね。
下の橋御門の近くで、早くも紫陽花が色づき始めました。 この紫陽花は見頃時期には、濃いブルーになります。 これから6月上旬にかけて少しずつ色味が変わっていくのが楽しみですね。 (平成28年5月19日撮影 4号濠)
紫陽花の下のお濠では、淡い黄色をした睡蓮の花も咲いています。 黒っぽいお濠の色と濃い葉っぱの色、淡い黄色のコントラストが美しいですね。
今年は花の数が少ないようです。 これから咲いてくるのでしょうか。