ここちよい風が吹き抜ける舞鶴公園で、花菖蒲が咲き始めています。 まだ咲き始めで、ちらほら程度ですが、これから気温の上昇とともに次々と花ひらき、水辺をにぎわせてくれます。 シャキッとした紫色と葉の緑色が印象的ですね。 (平成28年5月17日撮影 花菖蒲園)
護国神社近くのお濠では、睡蓮と一緒にお楽しみいただけます。
睡蓮の葉もまたきれいですね。
花菖蒲園とお濠の間にあるエリアでは、石垣をバックにイロハモミジの葉が日に照らされていました。
芍薬が開花のピークを迎えています。 今年は見頃時期に雨が多く、花びらが風雨で散ってしまったり、つぼみが腐れてしまったり、といった状態も見られましたが、お天気もよくなってきましたので、もう少しお花を楽しめそうです。 (平成28年5月12日撮影 牡丹芍薬園)
「信濃の月」という品種です。 真っ白な白い花びらの中心が、少し黄色っぽく見えます。
こちらは「春の里」という品種です。 淡いピンク色がかわいらしいですね。
つぼみもまだありますので、これからきれいに咲いてくれるのが楽しみです。
立夏を過ぎ、暦の上では夏の始まりを迎えた舞鶴公園。 普段あまり目立たない樹木が、きれいな花を咲かせているのを見ることができます。 こちらはトベラ(トベラ科)です。 排ガスに強く、街路樹によく植えられている低木です。こんなにかわいらしい花を咲かせるのですね。花からは良い香りがしています。 トベラの名前の由来は、魔除けにするために枝を扉(とびら)はさんだからだとか。
こちらはシャリンバイ(バラ科)です。 トベラと似ている樹木で、やはり街路樹によく植えられていますが、花はあまり似ていませんね。
シャリンバイという名前は、葉が車輪のように枝をぐるりと取り囲んでいること、そして花が梅の花に似ていることに由来しているそうです。