11月ももう終わりに近づき、冬らしい気候になってきました。 今年は暖かい日が続いたせいか、モミジの色づきが遅れているようです。 すでに真っ赤になっている葉もありますが、まだまだ緑のものもあります。 モミジも個性があるのでしょうか・・・ (平成27年11月26日撮影 天守台裏)
でも、真っ赤に紅葉しているものもあり、観光でおいでのお客様がカメラを向けていらっしゃいました。
これからの冷え込みで、もっと色づいてもらいたいものです。 経過を観察していきたいと思います。
陸上競技場西門辺りでいい香りがするので、見まわしてみると、ヒイラギの花が咲いていました。 小さくて目立たない花ですが、香りで見つけることができます。 (平成27年11月19日撮影 陸上競技場西門)
ヒイラギは、このギザギザの葉が特徴です。 葉のトゲによって邪気を払うとされていたことから、庭木として植えられたり、節分の時に枝を玄関に立てて置いたり、と人の生活にも深く関わりのある樹木です。
ところが、こちらの枝は葉が丸っぽい形になっています。 老木になるとこのようにトゲがなくなるということも、面白い特徴です。 この葉の「角が取れて丸くなる」ということを、人生に例えることもあるようです。 クリスマスケーキにオブジェとして乗っている赤い実のついた枝は、ヒイラギではなく「ヒイラギモチ」という違う樹木だそうです。
冬の訪れを思わせる花、ツバキが舞鶴公園でも咲き始めています。 ツバキの花はきれいなまま地面に落ちるので、花びらを散らすサザンカと区別がつきます。 (平成27年11月19日撮影 つつじ園)
舞鶴公園のツバキは大きな木が多いので、花になかなか近寄れません。 下からズームで撮影しました。
こちらの木も大きいのですが、運よく多聞櫓西側にあがる階段から撮影できました。 白いツバキです。 園内には約300本ほどのツバキがあります。 花の少ない冬の間、公園を彩ってくれる樹木のひとつです。