吹く風が心なしか涼しく、聞こえてくるセミの声はツクツクボウシが優勢になってきているように感じます。 園内にあるどんぐりのなる木を見てみると、小さくて青いどんぐりが着いています。 コナラのどんぐりは、野球場裏の樹林地にあります。 (平成27年8月17日撮影 野球場裏樹林地)
マテバシイも同じ樹林地に。 マテバシイのどんぐりは、成熟するのに2年かかります。(2年成と言うそうです。) 先の方にある丸々した部分は、来年成熟する部分でしょうか。
アラカシは、野球場と球技場の間にありました。 見逃してしまいそうなほど、まだ小さなどんぐりです。
ウバメガシは、平和台陸上競技場の西側に。 そろそろ秋の足音が聞こえてきそうな舞鶴公園です。
立秋も過ぎ、朝の風が心地よくなってきたような気がします。 本丸にあるサンゴジュの木には、実がたくさんなっていて、きれいな赤に染まっています。 (平成27年8月10日撮影 本丸)
サンゴジュという名前は、この赤い実の集まったさまを珊瑚(サンゴ)に見立てたことから来ているそうです。 暑いながらも、すこしずつ秋らしさが感じられますね。
6月にはこんな白い花を咲かせていました。 (平成27年6月1日撮影)
南側の樹林地帯で、ミズヒキの群落が見られます。 細くて小さな花なので、見逃してしまいそうです。 とてもきれいな濃い紅色をしています。 (平成27年8月6日撮影 南側樹林地)
しかし、下から見ると花が全体的に白っぽく見えます。 なぜでしょうか。
これは、開いた花をアップで撮影したものです。 上半分は紅色、下半分は白色をしているからなのですね。 ミズヒキ(水引=祝儀袋の帯ひも)という名前の由来もここにあるそうです。
暑さ対策をされて、実物をご覧になりにいらっしゃいませんか。