朝晩涼しくなりましたが昼間はまだ蒸し暑く、油断できませんね。 お濠ではハスの花が最後の見頃とばかりに咲き誇っています。
上之橋から。 ハス畑を吹き抜ける風が心地よい場所です。 天神に近いこの場所で、貴重な空間ですね。
スイレンも負けじと咲き誇ってます。 大手門交差点近くの小さなお濠です。 ハスとスイレンを見比べても面白いですね。
水辺から移動して、鴻臚館跡展示館裏の樹林地で、ノシランの花が咲いていました。 少し薄暗いところに真っ白な花。とても目立ちます。
台風が通り過ぎたあと、少し涼しさを感じるようになりました。 今の時期、花は少ないのですが、よく見てみるとあちらこちらの木に実がみられます。 秋に黄色に色づくイチョウの実、ギンナン。 ほんのり黄色っぽくなっています。
色とりどりのエノキの実。 熟したら野鳥が食べます。
イヌビワの実は熟していました。 イヌビワにはオスの木とメスの木があり、これはメスの木のみです。
暑さに耐えてじっとしているように見える植物たちですが、着々と実りの秋へと準備も進めています。 小さなチョウが、ヒメジョオンの蜜を吸っていました。 ベニシジミでしょうか。
明日は立秋。ということで、秋の気配探してみました。 ウバメガシのどんぐり。 まだまだ小さいですね。 秋には結構おおきなどんぐりになります。これからの成長が楽しみです。
コナラのどんぐりは、しっかり大きくなって、あとは色づくだけになっていました。
お濠では、ハスの花よりもハスの果托の方が目立ちます。 茶色く熟したものもちらほら。
少し小さめのトンボがハスにとまっていました。 「アオビタイトンボ」というそうです。よく見ると額のところが青くなっていました。 元々は沖縄にいるトンボですが、最近ここ舞鶴公園でも見られるようになったそうです。