福岡城さくらまつりの準備が着々と進んでいる舞鶴公園です。ここ数日肌寒い日が続き、桜の開花はゆっくりと進んでいるようです。 西広場に数本ある早咲きの桜「陽光(ヨウコウ)」は3分咲きといったところでしょうか。 背景にあるナノハナも見ごろを迎え、シートを敷いて少し早目のお花見をされている方もたくさんいらっしゃいました。
例年3月下旬には見ごろを迎える早咲きの「枝垂桜(シダレザクラ)」。 今年は少し遅いようです。 ピンク色のつぼみは確認できました。
同じく例年3月下旬には見ごろを迎える「淡墨桜(ウスズミザクラ)」も、今年は少し遅いようです。 花が小さいので、つぼみも小さめです。
早咲きの種類としてよく知られている「大島桜(オオシマザクラ)」。 こちらも開花はまだでした。開花と同時に葉が出てくる品種なので、もうすぐ咲きそうな雰囲気がよく伝わってきます。
園内の桜のほとんどを占める「染井吉野(ソメイヨシノ)」も、まだつぼみ。つぼみの色は、開花した花の色よりもずいぶん濃い色ですね。
桜のライトアップ作業が進む濠端では、ヤナギの花が咲いていました。
朝晩はまだ風も冷たくコートが手放せませんが、昼間はぽかぽかで、春が来たことを実感できます。 足元を見ると春の野草がちらほらと。 この小さな水色の花は、キュウリグサ(ムラサキ科)です。 かわいらしいですね。
舞鶴公園では、九州にはめずらしいカンサイタンポポ(キク科)や、シロバナタンポポ(キク科)がよくみられます。街中には外来種のセイヨウタンポポが増えてきていますので、珍しいですね。 ちょうど並んで咲いていました。
斜面ではヒメウズ(キンポウゲ科)が見られました。 下向きについた花がひっそりと咲いていました。
例年今の時期は舞鶴公園内でも早咲きのサクラの開花情報がちらほら聞こえてくる頃なのですが、今日はまだつぼみでした。 これは、多聞櫓前のシダレザクラです。 開花が楽しみですね。
少し寒さが戻ってきていますが、予報ではまた暖かくなってくるそうですね。啓蟄を過ぎた舞鶴公園では、少しずつ春のお花が咲き始めています。 藤園の近くでツルニチニチソウ(キョウチクトウ科)が咲いています。 吹けばクルクルとまわりそうな形をしていますね。
ボランティアさんが11月に植えてくださった花壇では、紫色のチューリップ(ユリ科)が小さな背丈のまま咲いていました。 少しずつですが、春の訪れを感じられますね。