牡丹の花はピークは過ぎましたが、まだ見ごろが続いています。 遅咲きの黄色い牡丹、「ハイヌーン」が咲きはじめ、牡丹芍薬園は一層華やかな色合いになっています。 (平成28年4月18日撮影 牡丹芍薬園)
白で花底に紫色が入っている「新潟明石潟(ニイガタアカシガタ)」も咲きはじめています。
遅咲きのヤエザクラ「普賢象(フゲンゾウ)」を背景にお楽しみいただけます。
シャクヤクのゾーンでは、今にもはち切れそうなつぼみが見られます。 こちらも楽しみですね。 シャクヤクの見頃は4月終わりから5月初めにかけてになる見込みです。
ヤエザクラや藤など、上を見上げても色々な花が咲いていますが、足元にもかわいらしい野草の花が見られます。 牡丹芍薬園では、オドリコソウ(シソ科)が咲いていました。 花の形が踊り子さんのようなことから、この名があるそうです。 踊り子さんのような花が茎をぐるりと取り囲む様が、とても美しいですね。
キランソウ(シソ科)は石垣で咲いていました。 葉も花も立ちがらず、地面にべったりと張り付くところが特徴です。 「ジゴクノカマノフタ」というなんとも恐ろしい別名を持っています。
舞鶴公園には、関西タンポポ(キク科)が多いそうです。 街中に多い西洋タンポポに見慣れた目には、華奢に映ります。 このタンポポも関西タンポポでしょうか。
何かの花びらが散っているのかと思い近づいてみると、小さな紫色のムラサキサギゴケが咲いていました。 湿地に多い植物なので、コケと一緒に見られましたが、コケではなく、ゴマノハクサ科の野草です。
マツバウンラン(ゴマノハグサ科)も咲いていました。 30cmほど茎が立ち上がっているので、淡い紫色の小さな花が、風に揺れていました。 この時期は、どこを歩いてもいろいろな花に出会えます。 足元の野草を観察しながら散策されるのもよいですね。 4月23日(土)11時~と13時から、藤園で実施するイベント「福岡城藤棚休憩所」の中で、自然を観察しながら散策する「春の植物ガイド」をおこないます。 ご興味のある方はぜひご参加ください。 イベント情報はこちらからご覧ください。 http://www.midorimachi.jp/event/detail.php?id=362
遅咲きのヤエザクラが満開です。 ボタンが見ごろを迎えている牡丹芍薬園では、「普賢象(フゲンゾウ)」という淡いピンク色のヤエザクラがお楽しみいただけます。 花と一緒に出る新芽の色が緑ではなく紫がかっているため、全体をみると優しい雰囲気があります。
明治通り沿いでは、「関山(カンザン)」が咲いています。 いつもの歩道も、普段と印象が違いますね。
モミジの新緑とともに。 新緑と桜のコラボレーションを楽しめるのは、遅咲きのヤエザクラならではですね。