ソメイヨシノはほぼ散り終わり、お花見のお客様の数もぐんと少なくなりましたが、舞鶴公園では次々といろいろな花が咲きはじめています。 今が見ごろのヤエザクラをいくつかご紹介いたします。 こちらは、「糸括(イトククリ)」という種類のサクラで、花の茎が短いため枝にまとまってついている様子が糸でくくったように見えることからこの名があるそうです。 枝に毬がついているようでかわいいですね。 (平成28年4月11日撮影 藤園)
藤園の真ん中にある「一葉(イチヨウ)」は、堂々たる姿です。 1本のめしべが葉化(葉のように変化すること)しているので、この名があるそうです。
西広場にある「鬱金(ウコン)」は、珍しい黄緑色のサクラです。 この花の色がショウガ科ウコンの根を使って染めたウコン色に似ているためこの名があるそうです。 サクラにも色々な種類があり、それぞれ美しい花を咲かせてくれますね。 ぜひお楽しみください。
ボタンの開花のお問い合わせが増えてきました。 今は3分~4分咲きといったところでしょうか。 今にも咲きそうなつぼみも多く、一気に開花が進みそうです。 淡い紫色が美しい「鎌田藤(カマタフジ)」です。 (平成28年4月11日撮影 牡丹芍薬園)
白の大輪を堂々と開いているのは「五代州(ごだいしゅう)」です。
「島錦(シマニシキ)」の花は赤と白が混じり合っています。
見頃は今週末から来週にかけてになる見込みです。 春の陽気にお出かけになりませんか。
先週末に満開を迎えた舞鶴公園では、今日は桜吹雪がお楽しみいただけます。 早めに咲いた花は桜吹雪、そして桜のじゅうたんに。 遅めに咲いた花はまだ散っていないので、下を見ても上を見ても、桜色に包まれています。 (平成28年4月4日撮影 本丸・桜園)
(桐の木坂)
見事な桜吹雪。歓声が上がっていました。 (陸上競技場北側)
また、ソメイヨシノより遅れて開花するヤエザクラが咲き始めています。 (名島門前 イチヨウ)
ファンの多いベニヤエシダレザクラは、残念ながら今年は花付きが悪いようです。 舞鶴公園で桜の治療にあたっている樹木医さんによると、花芽がふくらみはじめる2月の急激な寒波により、花芽がいたんでしまったのではないだろうか、とのことです。 大変残念なことですが、来年楽しませてくれることを期待したいですね。