名島門の近くで、センダンの花が咲き始めました。 センダンの花の色は、上品な薄紫色をしています。 この色には独特の呼称があり「樗(おうち)色」と言われています。 「樗(おうち)」というのはセンダンの昔の呼び名だそうです。 「藤色」や「菫(すみれ)色」など、植物にまつわる日本の色は多いようですね。
昨年の見頃は5月20日ごろでした。 舞鶴公園のセンダンは、大きな木なので、見ごたえがあります。 お近くをお通りの際はぜひご覧ください。
牡丹芍薬園で、芍薬がきれいに咲いています。 昨夜からの風雨で、満開を迎えていた早咲きのエリアでは散り始めたものもありますが、今から満開を迎える遅咲きのエリアもあります。 つぼみから散った花びらまで、いろいろな状態の花をお楽しみいただけます。 (平成28年5月6日撮影 牡丹芍薬園)
雨のしずくがついた花びらは、また美しいですね。 「満月」という品種です。
昨夜からの風雨で散ってしまった花びら。 園路の隅に吹き寄せられていました。
ふくふくとしたつぼみは、今にも開きそうですね。 遅咲きのエリアでは、来週あたりが見ごろとなりそうです。
昼間は暑さを感じるほどの気候になってきました。牡丹芍薬園では、牡丹はほぼ散り終えましたが、あとを引き継ぐように芍薬が次々と咲き始めました。 スロープ入口に近いエリアでは、早咲きの「ルーズベルト」が見頃です。 淡いピンク色の花が、咲き誇っています (平成28年5月2日撮影 牡丹芍薬園)
「プリマベラ」も咲き始めました。
「富士」の花は中央が盛り上がっていて、独特の形をしています。
見頃となっているのは、早咲きの一部のエリアです。 全体としてはまだちらほらといったところでしょうか。 高い位置から花を楽しめる花見台も設置されています。 満開が待ち遠しいですね。