遅くなりましたが、昨年2021年10月に舞鶴公園で行われた移動演劇の紹介です。 その名の通り、園内を移動しながら演劇を行うという初の試み。 舞鶴公園スタッフはもちろん、演劇運営スタッフも初めてのことでいろんなことがドキドキの上演でした。 それも、初日から雨・・・
上演内容は、スペインの詩人ガルシア・ロルカの「血の婚礼」 舞鶴公園のいたるところが、ステージになるので、観客の皆様も一緒に移動するというもの。
花嫁が昔の恋人と逃走するという内容なだけに、屋外ならではの開放感の中で、ストーリーが展開していきました。
ところどころ、立ち止まってゆっくり見れる時間も作りつつ・・・
「和風」である石垣も、上演を演出する背景として、演劇との見事なコラボレーションでした。 舞鶴公園は多種多様な可能性があることを、公園スタッフも認識させられたイベントでした。 運営スタッフをはじめ関係者の方々、大変お疲れ様でした。
今年最後のみどりの講座は、お正月飾りつくりでした。 冬休みに入っていたこともあって、お子さま連れのご参加もありました。 しめ縄(ごぼうしめ)を、思い思いの形に形成するのに、みなさん手こずっておられました。
ハスの果托やツバキの実の他、葉が3本くっついている中国由来のシロマツも使いました。長寿の象徴とされています。
水引も、自分たちで作りました。 扇のように広げるのに、苦戦する方もいらっしゃいましたが、きれいに仕上がりました。
おおきな飾りの制作というのもあって、座るのも忘れて皆さん集中制作されていました。
お子さまとの共同作業で完成した作品。 ちょっと早いお正月飾りでしたが、『家に帰ってすぐに飾りたい!』とのお声が多くスタッフ一同もとても嬉しかったです。 ここ数日、寒い日が続いておりますが、体調を崩されませぬよう楽しい年末年始をお迎えください。
今日は、第9回ネイチャーウォッチングでした。 テーマは、「福岡城址の生きものたち」 スタート前に、舞鶴公園内で見られる鳥たちの名前を読み合わせ
気温8度の中、園内を巡りながら、 鳥の鳴き声が聞こえてくる方向を、皆さん見上げられてました。
皆さんの興味をひいたのが、この丸い形をした「ヤドリギ」 西洋でヤドリギは愛のシンボルとされ、ヤドリギの下にいる若い女性はキスを拒むことができない、という伝説があるようで、クリスマスには定番の植物です。
かわいい形の反面、寄生植物で地面には根を張らず、他の樹木の枝の上で育ちます。 今は、緑っぽい実が生ってますが、熟すとオレンジになります。
園内の鳥のパネル展示上にて、見られなかった鳥などを再確認。
最後は鳥を追い求めて、樹林地を歩きました。 寒い中、皆さんお疲れ様でした。