気温や湿度の変動が大きく、体調を崩しやすい季節ですが、植物たちはイキイキと花を咲かせたり実をつけたりしています。 牡丹芍薬園で「芍薬が終わったなー」と思っていたら、マテバシイの花が咲き、木全体が淡い黄色に染まっていました。
細長い房状の花に、根元には昨年咲いた花が実になりつつあります。 マテバシイのどんぐりは、2年かけて熟すので、このように花と実と同時に見られるのですね。
足元にはドクダミの花。 この丸っこい花や葉の形、とても癒されますね。
お濠ではスイレンの花が輝かんばかりに咲いています。 そろそろ見頃になりつつあります。
ハナショウブは1~2分咲きといったところでしょうか。 夏の気配が近づいてきました。
蒸し暑い季節になり、日なたを歩くと汗ばむほどですが、木陰はヒンヤリしています。 護国神社前のお濠では、ハナショウブが開花し、水面に浮かぶスイレンも、見ごろになってきました。 お濠端をあるくとトンボの姿が見られ、夏がちかづいていることを感じます。
下之橋ではアジサイが色づきはじめ。
3月にあじさいボランティアさんが植えたアジサイ苗もすくすくと育っています。
いい香りがすると思ったら、テイカカズラの花が咲いていました。 風車のような形をしています。
梅園ではニワウルシの花が咲き始めています。 公園中が生命力にあふれているようです。
公園内をあるくと、どこからともなくなにかの花の香りが漂ってくる舞鶴公園です。「風薫る5月」という言葉が頭に浮かびます。 牡丹芍薬園の芍薬は、ピークこそ過ぎましたが、まだお楽しみいただけます。 今後のお天気次第ですが、あと1週間ほどでしょうか・・・
写真だけでも、いい香りが漂ってきそうですよね。
広場では、ニワゼキショウが咲いていました。 小さいけれど、とてもきれいな花です。
ソメイヨシノは、真っ赤な実をつけてます。 淡いピンク色の花を咲かせていた4月とは打って変わって、このひと月で、すごい変化を成し遂げました。 空の青、葉の緑と赤い実がきれいなコントラストですね。