舞鶴公園は、歴史と自然に触れ合える都心の観光スポットで、市内外から多くの人が写真撮影に訪れます。福岡市内の花や緑をテーマにした「花と緑のまちかど写真コンテスト」(協会主催)」 (以下、「まちかど写真コンテスト」)でも、舞鶴公園は、最も人気の撮影場所です。デジタルカメラが広く普及して、気軽に写真を楽しめるようになりました。一方で、写真で表したい感動をうまく表現できないという不満をお持ちの人も多いのではないでしょうか。今回は、感動を写真で表現する秘訣や「まちかど写真コンテスト」出品へのヒントを、舞鶴公園を舞台に特集します。満足のいく写真が撮れたら「まちかどコンテスト」に応募してみませんか。
舞鶴公園を撮影場所にして「まちかど写真コンテスト」で複数の
受賞経験をお持ちの4名に舞鶴公園のこと、写真コンテストのことを伺いました。
塚野美津子さん・松本洋子さん・丸山徳子さん・大野隆幸さん
【舞鶴公園の魅力】四季を通じて季節の花々が咲き、野鳥も飛んでくる環境が心地よく、まさに都会のオアシスです。
【撮影の時期とお気に入りの場所・被写体】四季を通じて撮影しています。お気に入りはお堀に映り込むサクラの撮影です。
【今後撮影したい場所と被写体】お堀でトンボを撮りたいです。
【まちかど写真コンテストについて】花と緑のまちかど写真コンテストに応募するようになって、福岡の緑の多さや花を大切に植えられている環境を感じることができました。これからも写真を通じて福岡の緑や自然をお伝えできればと思っています。
【舞鶴公園の魅力】気軽にひとりで散歩がてら出かけられ、青空の日、雨の日、雪の日、そして時間とともに変化する色合いの美しさが気に入っています。 舞鶴公園にカメラを持って出かけると必ず何か出会いがあります。将来大濠公園と一体化されるとのこと、今から楽しみです。
【撮影の時期とお気に入りの場所・被写体】四季を通じて撮影しています。お気に入りはたくさんあります。梅園、桜の園、藤棚、ぼたん園、菖蒲園、ハス池、お堀端など、舞鶴公園のいたるところで撮影します。花はウメ、サクラ、ボタン、シャクヤク、ハナショウブ、ハス、アジサイ、タンポポ、ツバキ、紅葉等、動物はサギ、ウ、カモメ、カメ、ネコ、犬等。公園に行けば必ず被写体に出会えます。
【今後撮影したい場所と被写体】お堀端で、夜桜、花筏、白サギ、青サギ、ハスの花など、四季折々の光景を撮りたいです。
【まちかど写真コンテストについて】若い人たちの視点で撮られた作品を多く見たいです。応募用紙をカメラショップ等もっと広く多くの人たちに知られるところに配置してはいかがでしょう。
【舞鶴公園の魅力】都会の中心地にありながら、梅をはじめ四季を感じられる自然(花や野鳥)が見られるところです。被写体に困ったときも、カメラ片手にお堀端をゆっくりと歩いてみると、カワセミに出会ったりして元気をもらっています。
【撮影の時期とお気に入りの場所・被写体】四季を通じて撮影しています。お気に入りはハス池、護国神社前の池で、雨あがりのハスの葉にのった水滴を撮ること。山藤の時期も好きです。
【今後撮影したい場所と被写体】多門櫓で、月(満月)とサクラを撮りたいです。
【まちかど写真コンテストについて】「まちかど部門」と「イベント部門」の区別がよくわからないです。(協会)「イベント部門」とは、協会が指定したイベント、例えば福博花しるべやグリッピキャンペーン等を対象にしたもの、「まちかど部門」は、まちかどの花や緑を対象にしたものです。
【舞鶴公園の魅力】約1000本が咲き誇る福岡屈指の桜の名所、天守台から見るライトアップされた桜と光が福岡城に舞う光景は公園内最大の桜の見せ場だと思います。ライトアップによって桜の魅力を最大限に引き出し、桜と光の舞、まちの明かりなど、幻想的な雰囲気をつくり出しています。
【撮影の時期とお気に入りの場所・被写体】3月末から4月上旬によく撮影します。 天守台から見るサクラ(夜桜も含む)とまちなみを撮るのがお気に入りです。
【今後撮影したい場所と被写体】多門櫓、潮見櫓、下之橋御門、祈念櫓、桜園、鴻臚館跡、舞鶴中学校近辺の藤棚など、撮影したい場所はたくさんあります。そしてそこで特に夜桜を撮りたいと思っています。
【まちかど写真コンテストについて】毎年花と緑のまちかど写真コンテストを楽しみに応募しています。皆様の入賞された作品が、非常に参考になります。いろいろな場所でその人の感性で撮影された作品が見ごたえがあります。私ももっといろいろな場所を見つけ、写真を撮り続けていきたいと思います。