舞鶴公園は、歴史と自然に触れ合える都心の観光スポットで、市内外から多くの人が写真撮影に訪れます。福岡市内の花や緑をテーマにした「花と緑のまちかど写真コンテスト」(協会主催)」 (以下、「まちかど写真コンテスト」)でも、舞鶴公園は、最も人気の撮影場所です。デジタルカメラが広く普及して、気軽に写真を楽しめるようになりました。一方で、写真で表したい感動をうまく表現できないという不満をお持ちの人も多いのではないでしょうか。今回は、感動を写真で表現する秘訣や「まちかど写真コンテスト」出品へのヒントを、舞鶴公園を舞台に特集します。満足のいく写真が撮れたら「まちかどコンテスト」に応募してみませんか。
「まちかど写真コンテスト」で審査委員長を務めておられる 松下則通氏(西日本写真協会事務局長)に、感動を表現する撮影の秘訣や まちかど写真コンテスト出品のヒントについて伺いました。
【01・シャープなピント】・手ぶれはNG!・できれば三脚を使って撮影する。(1脚でも可)・自分が狙う被写体にシャープなピントをあわせる
【02・フレーミング】
よりよい構図を見出すために、撮影する位置や角度(アングル)を変えてみる。
動きのあるタイミングをねらう。
ねらう被写体を画面の「3分の2」程度占めれば強調度が増す。
女性、子ども、動物が被写体であれば、好印象を与える。
主題を引きつけるには、画面の二等分割を避ける。
波紋 丸山 徳/春の絨緞 松本 洋子
スポーツなど、動きが速いもの以外は、ISO200以下の低感度で撮影するのが望ましい。 フル画面からトリミングしても、きれいな処理が可能。
・三脚(一脚でも可)
・特殊フィルター
クロスフィルターなどの使用で、効果的な写真が得られるケースもある。
「人権への慎重な配慮を」撮影前後に、被写体となった方々へ 撮影した旨を伝え、コンテスト等に出品する可能性がある場合は、その了解を取り付けること。